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単純明快なビジネススタイル

何かの勧誘やアンケート、新しい商品やサービスの案内といった

自分から率先して主体的に聞きたいと思うもの以外と接点を持った時、

「今、ちょっと時間がないので」

「手が離せないので」

「急いでいるので」

などの表現を使ってやんわり断ってきた。

しかし、アメリカのビジネスシーンにおいては、

「I’m not interested.」

とよく耳にする。

勿論、電話をかけてくれてありがとうや、教えてくれてありがとうなどの

クッションをつけた上でだが、単純明快なプロセスだ。

「興味がない」。。。とても分かりやすい断り方だ。

双方の時間のロスを避け、無駄なエネルギーを使わない。

相手の胸の内を想像しなくてもよい。

あるいは、「時間がない」というより、「I’m busy now. 私は今、忙しい」と強い自己主張と共にシャットアウトのカーテンを引いている。

働き方を見ていても、アメリカと日本とでは違いがある。

仕事量を考えて日々の、一週間の、予定を組むというより、

常に中心に自分がいるスタンスだ。

自分がそれをするかしないかの選択に、キャパオーバー分の仕事をどうするかは影響しない。

仕事に飲まれることが日本人よりアメリカ人の方が少ないように思う。

仕事に対する責任も分担化され細分化されているため、非効率で流れが悪い面も多々あるが、

個人レベルの生活の中で仕事時間をコントロールすることに長けている。

人生を楽しむエネルギーを日常の中で蓄えているのかもしれない。

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